人気ブログランキング |

詩人の聲 第1811回のお知らせ

c0356633_14472867.jpg


詩人の聲 第1811回(北原千代 24回目)公演のお知らせです。




♦2019年 8月26日 (月) 18:30 開場    19:00 開演


東京平和教会駒込チャペル  
    豊島区駒込1-28-8
    JR駒込駅下車 徒歩1分


♦お問合せ  北十字舎 
    天童大人  tel 09036967098



ご都合がよろしければ、ぜひご来場下さい。
どうぞよろしくお願いいたします。


追記 第1811回は、無事に終了しました。
    ご来場を心から感謝申し上げます。
    駒込チャペルは、2012年に初めて「詩人の聲」に
    出演させていただいた、記念の会場です。
    ここから新たに再出発します。
    これからもどうかよろしくお願いいたします。














     

# by marburg_bara_iro | 2019-08-16 20:20 | Trackback | Comments(2)

丹波黒豆姫の花





c0356633_14474861.jpg




丹波黒豆姫は、大きく成長しました。
ゆっさりとした緑の葉のあいだに
こんな繊細な青紫の蕾を宿しています。





c0356633_14475448.jpg




熱風が吹いているみたいに暑いのですが
写真のなかの風景は、すでに秋ですね。
                (8月11日撮影)



















# by marburg_bara_iro | 2019-08-12 17:10 | Trackback | Comments(0)

須賀敦子さんの声と姿


c0356633_14473512.jpg
            
           


残暑お見舞い申し上げます。

子どもの頃は、夏の盛りであっても山里の朝夕は涼しく
ひんやりした心地よい風が渡りました。

夕刻、父が高く掲げたホースの先端から
ポンプで汲み上げた井戸水が勢いよく噴射されると
乾いた庭苔は息を吹き返したように緑を増し
緑の匂いがにわかに濃くなって
その後はびっくりするくらい涼しい風が渡りました。

いつから夏はこんなに蒸し暑くなったのでしょうね。
どうぞお体をたいせつに 夏を乗り切って下さい。




 
c0356633_14474056.jpg





先日のこと、誌友から耳寄りなニュースが届きました。
須賀敦子さん自身の声と姿が見られる追悼番組が、
ユーチューブに公開されているそうです。

ETV特集 「須賀敦子 霧の追想~自由と孤独を生きた作家」
                       2009.10.18放送
https://www.youtube.com/watch?v=zHeSFJIAsE4


須賀敦子全集第8巻年譜(松山巌氏作成)によると、
須賀さん自身が出演している番組の収録日は、1996年10月28日。
当時67歳の須賀さんは、NHK「人間マップ」で
ねじめ正一さんと対談をしています。

この年、須賀さんは上智大学での講義を行いながら
「地図のない旅(その一)ゲットの広場」
「地図のない旅(その二)橋」
「地図のない旅(その三)島」 を「新潮」に発表し、
他にも「ユリイカ」「ミセス」「文藝」「小説すばる」などに
次つぎと新作エッセイを発表、朝日新聞には書評を寄稿し、
めくるめく多忙さです。

7月末から8月にかけて、ローマ、トスカーナ、ミラノを旅して
チェザレ・ガルボリ氏宅で二日間を過ごし、いったん帰国。
9月1日から10日まで、アルザスへ取材旅行。

10月15日『ユルスナールの靴』を河出書房新社より刊行。
未完の小説『アルザスの曲がりくねった道』の草稿を書き始めたのは
ちょうど10月頃からだったそうです。
番組収録の日も、新しい小説のことで頭がいっぱいだったかもしれません。
そして11月、須賀さんは癌の告知を受けます。

わたしは、なんの心の準備もないまま
ついに須賀敦子さん自身が出演している番組の一部を垣間見て
その声を聞き、写真ではなく動く須賀さんの姿を目にしました。

いったいこれが、67歳の女性の声でしょうか。
想像していた通り、いえさらにもっと「少女そのもの」の声でした。
声の芯がつややかに感じられ、
どこにも濁りがなく、おそろしいほど純粋無垢な声で
きびきびと弾むようなリズムで
須賀さんは自身の「文体」について語っています。























# by marburg_bara_iro | 2019-08-12 16:54 | Trackback | Comments(0)

丹波黒豆姫

丹波黒豆の苗が余ったから‥と
遠路はるばる、寒吉さんと奥さんと
笑顔のとてもかわいらしい農学部の大学院生が
畑に来て下さったのは、6月下旬の晴れた日。




 
c0356633_20393879.jpg
                         写真:©寒吉



愛犬スライに、わたしたち家族はとうとう
一度も会わずじまいだったけれど

幼年期のスライは
アンブレラとして畑に登場
黒豆姫と共に記念撮影です。








c0356633_20392493.jpg





黒豆姫たちは、すくすく成長しています。


























# by marburg_bara_iro | 2019-07-19 21:12 | Trackback | Comments(2)

キンカントマト実りました

降り続く雨のなか
キンカントマトがずいぶん太ってきました。

c0356633_20393219.jpg



きょうはもう、立派なトマト色です。




c0356633_20391517.jpg



寒吉さんと奥さんとおかあさんが、はるばる丹波から来て
畑に植えつけて下さったのが5月、
6月初旬に一度、ご夫婦で様子をみに来て下さいました。

6月下旬には、思い切りよく寒吉さんのハサミが入り、
こんなにバッサリ始末をしてだいじょうぶなのかなあ、と
見ていました。

こちらでは何ひとつ世話をせず、
寒吉さんのアドバイス通り、
朝におはよう、
夕方におやすみを言っただけです。





















# by marburg_bara_iro | 2019-07-19 20:58 | Trackback | Comments(2)

『銀河鉄道の夜』のこと

須賀敦子さんのことを書くようになってから、
いろいろな方が、須賀さんに関する新聞記事や新刊本のことを教えて下さいます。

先日も、大学の同期の方が、日経新聞6月23日の記事
「須賀敦子、三十代の偉業」(大竹昭子)を切り抜いてお送り下さり、
とてもうれしく思いました。
ほんとうにありがとうございます。

記事には、谷崎潤一郎、川端康成、庄野潤三などの日本文学を
美しいイタリア語に翻訳して紹介した、
若い日の須賀敦子さんの偉業が紹介されています。

昨秋、駒込のギャラリー「時のわすれもの」で開催された
「一日だけの須賀敦子展」でみた、
須賀敦子訳『夕べの雲』(庄野潤三)の表紙のことなどを、
思い出しています。







c0356633_13070178.jpg





須賀敦子さんが幼少期から愛読し、影響を受けた宮沢賢治ですが、
とりわけ『銀河鉄道の夜』は、
何度繰り返し読んでも、そのたびに心を大きく動かされます。
大人にも子どもにも愛される名作ですね。

賢治は実に、10年の年月をかけて改稿を試みたと言われていますが、
みなさんは、「セロのような声」のブルガニロ博士が登場する版を
お読みになりましたか。
それとも、博士のいっさい登場しない、最晩年に改稿された
第四次稿でしょうか。

博士自らが車内に登場し、ジョバンニに、ものの考え方や生き方を
教える第一次から三次稿までは、なるほどわかりよく、
ものがたりの収まりがよいですね。

けれどもわたしは、ブルガニロ博士のいっさい登場しない、
最終稿がどうしても好きです。
カムパネラの死を直感するジョバンニの、切って落とされたような場面に、
美しさとかなしさの極みを感じて、立ちすくみます。

「ジョバンニはそのカムパネラはもうあの銀河のはずれにしかいないという
ような気がしてしかたがなかったのです」






 
c0356633_13065452.jpg
七夕の日暮れ、畑にいたカタツムリ




















# by marburg_bara_iro | 2019-07-08 15:06 | Trackback | Comments(0)